子ども2人を連れての外出は大変!

子ども2人も連れて、お出かけなんてできるのだろうか…。
食料の買い出しにはしょっちゅう行かなければならないし、役所に届け出に行くこともあるでしょう。
急に必要になった日用品を買い足しに行ったり、体調不良や予防接種で、病院には頻繁に行くことになるのは間違いありません。
さらに子どもが「どこか遊びに行きたい」というのは日常茶飯事。
だからこそ、家族みんなが楽しく外出できるようにするためには、事前のシュミレーションと準備が大切です。

旅行が嫌いではない私ですが、子どもができてからは家か近場でジッとすることが多かったです。なぜなら、準備が面倒だし、気を遣いすぎて疲れるからです。
しかし、それでは「人生がつまらん」と主人が言いだし、県内ではありますが片道2時間かかる海へ泊りがけで出かけたり、私の実家がある遠方への長旅を経験しました。

大変な思いをしましたが、行って良かったと思っています。
その時の失敗談と、うまくいったコツをご紹介します。
・大姫様 長女
・チビ姫ちゃん 次女
結局のところ、事前の準備がすべて。
自分の持っている想像力を働かせまくって、色々なグッズを事前にそろえておくことで、出発時の時短になるし、心に余裕をもって自分も楽しめる外出になりました。
私と子どもの遠出お出かけ失敗談をおひとつ…
大姫様が2歳の夏、気晴らしに旅行にでもと、県内の海に1泊2日で旅行に行くことにしました。
電車で片道2時間の場所で、まぁ2歳なら何とかなるだろうと思い、事前準備もしっかりして行ったつもりでした。
ところが、予想以上に「おむつ」を消費してしまい、帰りの電車でおむつが底をつきるという緊急事態にΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン
応急処置としてその時余っていたスイミングパンツをはかせましたが、スイミングパンツは受け止めてくれない、ということを人生で初めて知りました。

主人のヒザが濡れてしまいました…。今はもう笑い話になりました。
ここで学んだのは、おむつは「ちょっと多いかな?」くらい持っていくのが鉄則だということです。
結局、こまめにお手洗いに行かせることで事なきを得ましたが、あれは私の完全なシュミレーション不足でした。
こんなハラハラした思いをしないよう、その後のお出かけには万全を期すようになるのですが、これが子ども2人同時となるとどのようなことが待ち受けているのでしょうか。
先輩方の体験談を聞いて、研究してみます。
大人も楽しめる子どもたちと旅行で気を付けること
ある年、我が家では子どもたちを2人連れて、遠い実家へ里帰りをしました。
私の実家は冗談抜きで本気で遠いので、帰省の時は事前に頭の中でシュミレーションをして、情報収集をして行くのが鉄則です。

電車や新幹線内での時間の過ごし方のシュミレーション、駅のお手洗いの場所チェック、持ち物の確認など、やっておくことは沢山あります。
その中で、特に気を付けていることをいくつか、挙げておきます。
もしよければ参考になさってみてください。
・移動時間を睡眠時間にする
・乗り換えは余裕をもって
・宅配便を上手に利用する
・ぐずり&暇つぶし対策は入念に
・指定席の場所はよく考えて
・ベビーカーは持って行っても良いかも
・粉ミルクはキューブ型が便利
・液体ミルクにも注目!
・事前に駅の情報を調べておく
移動時間を睡眠時間に
特に遠くへ旅行に行くときは、移動が長すぎますよね。ジッとしていられない子どもたちなのは目に見えているので、できれば席でおとなしくしてもらうのが理想。
しかし、我が子がそんな聞き分けが良いわけがありません。

我が子は信用できません(笑)
そこで、移動中は子どもたちの「睡眠時間」にしてしまうことにしました。
そのためには、事前準備がとっても大事。
移動前に子どもたちをしっかり疲れさせたり、お腹いっぱいにさせておきます。
そしてお昼寝に移動時間を持ってくるように調整するのです。
さらに、遠出をする日は朝早くに起きてもらい、ちょっと寝不足状態にしておくと、電車や新幹線でよく寝てくれることに気が付きました。
周囲への気遣いが少なくて済むので、パパもママも旅行を楽しむことができるでしょう。

もし万が一寝てくれないと…大変ですけどね…
乗り換えは余裕を持って
電車の乗り換えの時にお手洗いに行くことになってもいいように、余裕を持って行動します。
むしろ、乗り換え時間はトイレの時間、と思って予定を組む方がいいです。
例えば新幹線は固定する代わりに、在来線の電車の時間は決めずに、余裕を持ちすぎるくらい持って行動をした方が、ストレスを感じずに過ごせることに気が付きました。

〇時〇分の在来線に乗る!と決めていくと、イレギュラーがあったときにガッカリします。
新幹線の場合は乗り遅れると大変なことになるので、かなり余裕をもって出発駅に到着しているようにしています。

私はいつも30分前には到着しているように行動しています。遅いよりは早いほうが吉!
宅配便をうまく利用する
子どもがいると、どうしても増えてしまうのは荷物です。

大人一人なら、スマホさえ持っていれば遠出でも何とかなりますが、子どもはなかなか難しいですもんね。
でも手荷物が多いと、物の管理、そして持ち運びの手間、荷物が重いと体力がどんどん削られて心の余裕もなくなっていきます。これでは、大人は旅行なんて楽しめません。
そこで手荷物を極力減らすために、私は宅配便をうまく利用するようにしています。
ホテルや旅館に事前に荷物を送っておくと、移動中に管理するものが少なくなって楽でになるのは驚きました。

以前、貴重品と必要最小限の子どもグッズだけリュックに持って。約600キロの旅をしました。両手が開くので、子どもたちの世話もラクチン!
実家に帰省する場合は、現地で調達できるものは両親に準備しておいてもらったのも楽でした。
例えばミルク、紙おむつは日本全国共通なので、銘柄を伝えて買っておいてもらえれば最高!余ったら自宅に宅配便で送ってもらえれば完璧です。
子どものぐずり&暇つぶし対策は入念に
何度か子連れで移動するうち、事前準備は念入りにすべきだなというのを肌で感じてきました。
特におむつが外れていない子との旅は、念には念を入れた準備が必要です。

子どもはどんな行動をするのか、想像力がとても大切だなと思いました!
新幹線や電車でぐずった時対策は、特に念入りに!
周りの乗客の方に迷惑をかけてしまうので、いろいろな手を考えておく必要があります。
おもちゃやお菓子、飲み物、おむつや授乳の準備など、持ち物は多くなってしまいますが、周りの乗客の方に迷惑をかけないためにも万全にしておきたいところです。
私がやってみた対策はこちらです。
・スマホにお気に入りの動画をインストールしておく
・マグネットブックやシールブックの準備
お気に入りの動画を事前にダウンロードしておく
今の新幹線は電源があります。
だからDVDを見たり、スマホの充電も気兼ねなくできるのはとってもありがたい!

私はスマホに動画をダウンロードしておいて、オフラインでも見られるようにしていきました!
動画だけではなく、お子様の好きなゲームや音楽など、スマホの「機内モード(通信機能をすべてOFFにするモード)」でも遊べるようにしておけば、うっかりスマホから電話を掛けられる心配もありません。
その際に必須なのは、お子様でもできるヘッドホンです。
イヤフォンを使おうとしたこともありましたが、まず耳に合わないし、どうやら耳が痛くなるようです。
↓BIGGERFIVE 子ども用ヘッドホン
BIGGERFIVE 子ども用ヘッドホンは、Bluetooth接続可能なので、煩わしい線がなし!
そして持ち運びするときにコンパクトになるように、折りたたむことができます。
でも旅行って、頻繁に行くものではないから、普段使いもしたいですよね。
そこで、今流行のオンライン授業でも使えるようマイクまでついているという、至れる尽くせりのヘッドホンです。
マグネットブックやシールブック
子どもの公共機関での遊び道具は、できれば持ち運び便利でコンパクト、さらにできるだけ静かに遊べるもので調べたいですが、これがなかなか見つからないんですよね。
そんな時、こんな遊び道具を発見!口コミも良かったので「失敗してもいいか!ダメ元でっ!」と、購入したのが「マグネットブック」です。
↓さかなつりマグネットブック
磁石の力でお魚を釣りあげる、仕組みはいたってシンプルな構造です。

これがちび姫ちゃんに、意外にも大ヒット!
まず、そもそも本なので持ち運びは超便利!
競争が白熱しなければ、対戦もできます。
さらに、一人でパズルとして遊んでも楽しいということで、周りの方への迷惑も必要最小限で済むのです。
ただ、我が大姫様は乗り物酔いが激しいので、ちょっと下を向いただけで気持ち悪くなっていたので失敗でした。

乗り物酔いが激しいお子様には向きません。
また、100円均一ショップに売っているシールブックも、乗り物酔いをしないちび姫ちゃんには良かったです。

本は一瞬で読み終わってしまうし「読んでくれ」と言われたりするので、うちの子には向きませんでした。手作業ができるものが良かったようです。
指定席の予約はよく考えて
新幹線の場合は座席の取り方は重要です。
私が気を付けたことは以下の4つです。
✅子どもの分も席を取る
✅車両の出入り口付近の席を取る
✅お手洗い近くの席を取る
✅混雑しない時間帯の指定席を取る
指定席で、2人なら2人席、3人なら3人席を隣同士で手配しておくのが1番です。
子ども席も取ることで、肘掛けを上げて広く使うことができますし、子どもが横になりたいと言った場合も対処できます。
もし可能ならば、車両の出入り口付近の席を抑えられると、より一層安心できます。
ぐずってしまったとき、すぐにデッキに連れて行ってあやすことができます。
お手洗いもそうです。
こんなとき、隣に家族以外の一般のお客様がいらしたら、「気兼ねなく」はできません。
ですから席の確保は重要なミッションになります。
そして出来るだけ混雑しない時間帯の電車を選びましょう。
私は大抵、朝一番の新幹線に乗るようにしています。
ベビーカーは持って行っても良いかも
ベビーカーは一見邪魔に思われがちですが、良い荷物置き場になります。
電車内では色々周りの方への配慮が必要になりますが、荷物のキャリー代わりになるので、旅行には是非持っていきたいグッズです。
新幹線では、一番後ろが背もたれと壁の隙間が広くできています。
そこに大きな荷物を置く方がおおいようです。
その場合は、車掌さんに一言声をかけておきましょう。
持ち主を特定するためです。
ただ、他の乗客の皆さんもその場所を狙っているので、できるだけ早く置くようにした方が良さそうです。
確実に置き場を確保したいなら、一番前の席を確保するようにしましょう。
ここまでしなくても、折りたたんで足元に置いている方もたくさんいます。
粉ミルクはキューブ型が便利
ミルクを飲む子どもを連れていく場合、外でもお腹はすきますよね。
その時、ミルクは粉ではなくて固形状の物を持っていくと便利です。
☟明治 ほほえみ らくらくキューブ
粉だと計量が面倒だし、哺乳瓶に入れるときにこぼしてしまう可能性もあります。
固形ならただポンと哺乳瓶に入れるだけですから、上の子にもお手伝いしてもらえます。
これ、夜中のミルクにも便利です。
半分寝ている状態で作るとき、粉ミルクを哺乳瓶じゃなくて自分の手にかけてしまったことはないですか?
私はしょっちゅうやらかしていました。
キューブ型ならそんなことは一切なくなりますよ!
液体ミルクにも注目!
2019年3月、日本で液体ミルクが解禁になりました。
↓アイクレオ 赤ちゃんミルク 常温で飲める!
開封して哺乳瓶に詰めるまでの時間、約1分。
普通に粉で作るミルクは、約10分はかかります。

かなりの時間短縮ですよね!
限られた空間しかない交通機関内では、かなり大活躍してくれることでしょう。
事前に駅の情報を調べておく
エレベーターやエスカレーターの有無、おむつ台があるお手洗いの場所を事前に調べることができる「らくらくおでかけネット」というサイトがあります。
駅構内案内図があるので、おむつ替えの場所を探すのに便利です。
また、ベビーカーでも乗り換えやすいおすすめの経路や、多目的トイレの有無も教えてくれる乗り換え案内アプリ「駅すぱあと」も便利です。
なにごとも事前準備は大切です。
行き当たりばったりで現地で探すのもいいですが、子どもがいる場合は急を要する場合がありますので、事前に調べておくとママにも心の余裕が生まれますよね。
行き慣れた所なら良いのですが、初めて行く駅では重宝しますよ。
兄弟姉妹そろって近所へお出かけ 気を付けたいこと
日頃、下の子にかかりっきりでなかなか上の子を構ってあげられませんよね。
しかも体力もありあまっているでしょうから、1日中家の中に閉じ込めておくこともかわいそうです。
きっと欲求不満がたまっていることでしょう。
なので、保育園が休みの日に上の子と外出してみてはいかがでしょうか?
その間、下の子は誰かにお願いして、2人の濃密な時間を楽しんでみてください。
買い物に行くもよし、公園に行くもよし。近場でいいのです。
それだけでも上の子の心は満たされます。
下の子の預け先がみつからないのであれば、思い切って下の子も連れてお出かけをしてみてもいいのではないでしょうか。
初めての子の時よりも慎重にならず、ママの良い気晴らしになることでしょう。
しかし赤ちゃんに負担をかけることは禁物です。
赤ちゃんの機嫌、調子を見ながら近所にお出かけしてみましょう。
その時、私が気を付けたことをご紹介します。
お出かけは午前中がおすすめ
外出するなら午前中がおすすめです。
午前中のうちにたくさん体を動かして、午後はゆっくりお昼寝をしてもらい、体内時間を整えましょう。
それに、やるべきことは早めに済ませてしまったほうが、ママもホッとします。
出かけ先といえば公園ですが、公園へ出かけるときは上の子のおもちゃ(砂場グッズは人気)はもちろんのこと、おむつの替えやおしりふき(おしりふきはお手拭きにも使えてとても便利)、あと帽子は欠かせません。
そして水分補給は大切ですので、ストロー付きの飲み物は持っていきたいところです。
荷物が多くなりがちなので、ベビーカーで行くと楽ですよ。
赤ちゃんがぐずった時の為に、抱っこひもや授乳ケープを持参していくととても安心です。
車でお出かけでは下の子を優先する
荷物が重くなってもヘッチャラな車は便利ですよね。座っていられますしね。
子どもがグズグズしたり大声を出しても、周りに気兼ねすることがありません。
子どもの人数が多ければ多いほど、その便利さに感動します。
車で移動するときに大切にしたいのは、下の子を優先することです。
下の子が静かに寝ていてくれれば、その分上の子も落ち着いて過ごすことができます。
おむつを替えて、お腹も満たしてから乗車することはもちろん、下の子の生活時間に合わせてスケジュールを組み立てていくと、ストレスも溜まらずスムーズに移動することができます。
密室がゆえ、赤ちゃんの鳴き声はよく響いて心に刺さりますもんね…。
一番大切なことは「チャイルドシート」を必ず子どもの人数分装着することです。
2人分装着するとなると車内が狭くなってしまいますが、装着しなかったことでの後悔はしたくありません。
万が一の事を考えて、正しく装着しましょう。
自転車でお出かけ 気を付けて
自転車の後ろに子どもを乗せての移動は大変便利です。
小回りがきくので、特に保育園の送り迎えには重宝します。
徒歩に比べて時間もかかりませんし、泣いていたってぐずっていたって、問答無用で乗せてしまえばあとは連れていくだけ。
時間との戦いの場合、こういた乗り物は時間通りに事を運ぶためには欠かせない物です。
さて、子ども一人の場合はこれでなんとかなりましたが、子どもが2人の場合の自転車通学ってどうなのでしょう。
実は、自転車の3人乗りは道路交通法で禁止されているってご存知でしたか?
子どもを前と後ろに乗せているママは結構見かけますが、ほんとうは罰則ものなんですって。
でも黙認されているのが現状です。
たしかに3人乗りは危険です。
2人乗りでも、子どもが動くとハンドルがとられて危ないと感じるほどですから、これが前後ろに子ども2人となると恐ろしいですよね。
事故も少なくないようです。
そこで2009年に「安全基準を満たす自転車なら、幼児2人を乗せてもOK」というふうに規則が改正されたそうなんです。
つまり、普通の自転車を改造して3人乗りにするのはアウトだけど、社会法人自転車協会による「BAA」マークか、幼児同乗基準適合車マークのついた自転車なら3人乗りがOKなのです。
例えば、3人乗り自転車にはこのようなものがあります。
幼児2人乗せても充分な強度、制動性能など、しっかりした作りの自転車だけが認定されるマークです。
自転車で気を付けたいことは、子どもの安全を守るためにヘルメットをかぶせる事は大切です。
また、荷物をハンドルに引っ掛けたまま、または子どもを自転車に乗せたまま自転車を離れたりするのはやめましょう。自転車が倒れてしまい、子どもが大けがをするのを防ぐために…。
2人子づれ外出は想像以上に大変!
子ども一人だけでも気を遣うのに、2人となったらもう大変!
次から次へと起こるイレギュラーで、買い物をしに来たはずなのに、その買い物の内容を忘れてしまって帰ったことがあります。
それ以来は、買い物はほぼ100%食材宅配を利用し、外出する時は目的を作らないようにしました。
幼児を作らないで公演に行くだけ、散歩に行くだけ、といったように、すべて子どもを遊ばせるためだけに外出するようにしたら、かなり精神的に楽になりました。
遠出の場合は、私一人出は連れていきません。
主人はもちろん、もし仕事でいけない場合は旅行&子ども好きの親戚と一緒に行きます。
大人一人につき子ども一人なら何とかなります。
外出は自分の子にもですが、周りの方にも気を使ってしまいますよね。
スムーズな外出ができるように、これからも様々な方法を試して見ますね!