ムダ毛の自己処理をしたら赤いブツブツがっ!!!
自分でムダ毛を処理をした次の日、赤いブツブツができてしまい、びっくりしたことがあります。
最初はニキビかな!?と思う方も多くいらっしゃいますが、ニキビと違って痛みやかゆみを感じません。
これは毛のう炎、または毛包炎と呼ばれる症状かもしれません。
毛のう炎とは?
毛包とはひとつの毛穴の奥で毛根を包んでいるところです。
この毛包にブドウ球菌※が感染して起こる皮膚の病気が、毛嚢炎(もうのうえん)といいます。
ブドウ球菌は約1000分の1ミリの小さな丸い形の細菌で、それらがブドウの房状に集まっている見た目から、このような名前がついています。
人間の鼻や皮膚、口の中、喉、乳腺など、どこにでもいるありふれた細菌です。
感染力はそれほど強くなく、健康な時には何も害もありません。
しかし、免疫力が低下したり皮膚に傷ができたりすると、体内へと侵入して感染症を引き起こします。
ニキビはアクネ菌が原因ですが、毛のう炎は黄色ブドウ球菌や、表皮ブドウ球菌が原因で起こります。
毛のう炎の原因は?
どんな時に毛のう炎になるのでしょうか。
考えられる原因はたくさんありますが、主な原因は以下の3つです。
皮膚の湿った状態が長く続いた場合
副腎皮質(ふくじんひしつ)ステロイド薬を塗っている場合
脱毛による毛嚢炎の場合、最初に書いた「毛包にごく軽い傷がついた時」がほとんどです。
毛のう炎 症状の現れ方
赤いブツブツ、または中央にうみをもった状態で、まわりに赤みがあります。
かゆみはなく、痛みもほとんどありません。
首の後ろ・太もも・お尻などにできることが多く、1個〜数十個になることもあります。
毛のう炎の治療法
数が少ない場合はとくに治療の必要はなく、自然に治ります。
こまめにシャワーを浴びたり、体を洗うときに直接肌に触れないよう、よく泡立てた石鹸をなでるように洗うと良いでしょう。
市販の「オロナイン」を使うという手もあります。
しかし…
●痛みがある
このような場合は化膿止めの飲み薬を3〜4日間内服することになります。
長く続くようであれば、皮膚科を受診しましょう。
毛のう炎にならないためには脱毛プロのお手入れを受けましょう
痛みがないとはいえ、はたからみたら痛そうに見えてしまう毛のう炎。
美しくなるために脱毛をするのに、これでは全く美しくありません。
こういった肌トラブルを避けるためには、脱毛プロのいるサロンやクリニックに言って、安全にお手入れをしてもらうのが一番良いのです。
特に脱毛サロンは痛みも少ないうえ、抑毛効果(だんだんムダ毛が生えにくくなる状態)があるので、自己処理をする回数は減ってきます。
ということは、毛嚢炎の原因である自己処理をする回数も減ってくるので、必然的に毛嚢炎になる可能性も低くなっていくということになります。
ムダ毛の悩みを解消したいなら、脱毛サロンでお手入れすることをおすすめします。