脱毛サロンの噂は本当?リスクや危険性の真意を調査してみます
今までは家で自己処理をしていましたが、肌荒れがひどくなったのでサロンでの脱毛を考えています。サロンに通う上で、何かリスクや副作用はありますか?
事前に確認しておいてほしいことがいくつかあるので、一緒にチェックしていきましょう。
初めて脱毛をする時は、色々心配事がありますよね。
インターネットで検索をしてみると、脱毛サロンのネガティブワードが目につきます。
「痛い」「やけどをする」「ニキビが増える」などの言葉を見てしまうと、脱毛サロンに行くのが怖くなってしまいますよね。
そこで本記事では、脱毛サロンに通うと考えられるリスクや副作用について、徹底的に調べてみました。
脱毛サロンのお手入れは痛みがある?
脱毛サロンで行われている光脱毛は、「痛みがある」という口コミを多く見かけます。
実際はどのくらい痛みを感じるものなのでしょうか?我慢できないほど痛いのですか?
痛みは一般的に「輪ゴムで皮膚をはじく程度」と言われています。ただ、感じ方は人それぞれです。最初は痛みを感じたけれど、だんだん感じなくなってきた、ほんのり温かい程度と言うお客様もいます。
脱毛サロンで使われているフラッシュ脱毛のマシンは、脱毛の技術の中では「最も痛みの少ない脱毛方法」です。
フラッシュ脱毛のほかに「レーザー脱毛」「ニードル脱毛(美容電気脱毛)」のお手入れ方法がありますが、そちらのほうが痛みを強く感じます。
クリニックで行う「レーザー脱毛」の痛みは?
フラッシュ脱毛が「細いゴムで皮膚をはじく程度」であれば、レーザー脱毛は「太いゴムで皮膚をはじく程度」と言って良いでしょう。
痛みの感じ方は個人差があるので確信的なことは言えませんが、フラッシュ脱毛よりも痛みが強いのは確かです。
フラッシュ脱毛よりも出力の高いマシンを使っているから、痛みを強く感じるのです。
ただし、脱毛が進めば痛みは和らいでくるし、クリニックでは医師の立ち合いのもとのお手入れですから、麻酔を使うことだってできます。
ニードル脱毛(電気脱毛)は痛い
一昔前の主流であった「ニードル脱毛」は、毛穴に電気針を滑り込ませて、毛根を直接刺激する方法なので、耐えられないほどの痛みが伴うということは有名です。
実際のところはどうなのか調べてみたところ「冷や汗が出るほど痛い」「歯を食いしばって我慢する」といった声もあれば、「思ったほど痛くない」「チクッとはするけど、我慢できないほどではない」との声が。
痛みの感じ方には個人差があるようです。
お手入れ部位によっても痛みの感じ方が違い、皮下脂肪が少ないところや、デリケートゾーンの施術は痛みを強く感じます。
フラッシュ脱毛はそこまで痛くない
フラッシュ脱毛は「輪ゴムで皮膚をはじかれる程度」の痛みと言われています。
我慢できないほどの痛みではありませんが、連続して続くとなると、人によっては痛いと感じることもあるかもしれません。
また、私たちは施術中はジッとしていなければいけないので、どうしても施術個所に意識が集中してしまうため、痛みを実際以上に感じてしまうこともあります。
ただし、上記した「レーザー脱毛」「ニードル脱毛」に比べれば月とすっぽん、全然痛みは少ないと思ってよいです。
中には「ふんわり温かい程度」とおしゃっている方もいらっしゃいます。
剛毛の方は薄毛の方よりも痛みを感じるかも…
毛の少ない人や普通の量の人に比べたら、剛毛の方は痛みを強く感じるかもしれません。
しかし、剛毛だからこそ効果を実感しやすいという声が多く聞かれます。
毛が太く濃かったり、毛の量が多い人は、ワキやVIOの脱毛は多少痛みがあると思っていた方が良いでしょう。
また、脱毛サロンごとに出力の違いがあるので、無料カウンセリングの時に「痛いですか?」と思い切って聞いてみると、正直に答えてくれます。
痛み軽減の為に脱毛サロンは様々な努力をしている
脱毛サロンに通っているお客様の感想でも痛みのことは多いので、サロンでは痛みをさらに軽減させるために様々な努力をしています。
例えば、肌表面にジェルを塗ったり、光と同時に冷却ガスを発する機械を使用したりして、できるだけ痛みを感じないような施術をしてくれるサロンもあります。
「痛みに弱い」「ちょっと怖い」という方は、このような工夫をしているサロンを選んで、キャンペーン価格でお試ししてみるのも良いですね。
痛みを感じやすいのはどこ?
全部の部位で痛みを感じるわけではありません。
痛みも、部位によって強く感じたり、あまり感じなかったりすることもあります。
フラッシュ脱毛やレーザー脱毛は、毛が濃い場合、毛の密集度が高い部位は刺激を強く感じるもの。
ワキやビキニラインは刺激を強く感じやすいようです。
また、施術1回目が一番痛みを感じやすいと言われています。
初めての脱毛ですし、緊張感もプラスされ、より痛みを感じやすくなるからです。
しかし、施術回数を重ねていくにつれリラックスできるようになり、痛みにも慣れてくることがほとんどです。だんだん毛も少なくなってくるので、なおさらです。
もしも叫ぶほどの痛みを感じた場合は、電気の出力を下げたり、冷却ジェルを多く塗ってもらったりと対処法はあるので、我慢せずに施術スタッフに申し出ましょう。
SSC・IPL・SHR脱毛の違い 千葉県で一番痛くないのはどのサロン?
痛みにはだんだん慣れてくる
最初は痛く感じても、だんだんと痛みに慣れてくる可能性があります。
施術最後のほうには「あった苦痛みを感じなくなった」という方もらっしゃいます。
しかし、我慢し続けるのは禁物です。
痛い時はスタッフに申し出れば、出力を下げてくれたり、冷却ケアを丁寧にしてくれたり、痛みを減らす対応をしてもらえます。
痛みには精神的な原因もあります。
「痛い!」「嫌だっ!」そう思うと、かえって痛みを増して感じてしまう場合もあるようです。
お手入れ部位の「やけど」
脱毛サロンをネットで検索すると「やけど」も文字が出てきて気になっています。脱毛サロンは光脱毛と聞いたのですが、熱いってことでしょうか?
施術中に熱さを感じることはあまりありません。しかし、知らず知らずのうちにやけどをしている場合はあります。
フラッシュ脱毛では、お手入れ後にやけどの症状がでることがあります。
しかし、これは滅多なことでは起こりませんし、基本的に健康被害を及ぼすような副作用はありません。
しかも多くの脱毛サロンでは、万が一副作用が出てしまった時でも、医療機関と連携をとっているところが多いので安心して施術を受けることができます。
施術後にもし何か異変を感じたら、すぐにスタッフと連絡をとるようにすると良いですよ!
脱毛サロンでやけどの原因
やけどが起こる原因はいろいろなことが考えられます。
脱毛マシンが自分の肌に合わなかった時や、薬を服用したり、日焼けをしてしまった場合など、サロンが提示している注意事項を守らないとやけどの危険があるため施術を受けられない場合もあります。
やけどするのには色々な原因が考えられますが、大切なのはその後のケアなんです。
サロンではやけどのリスクも十分承知して施術を行っていますので、施術前の冷却ジェルの使用や施術後のアフターケア、やけどになりやすいホクロの部分は、施術前に光を通さないシールを貼って予防するなどの対策をとっています。
しかし、施術を受ける私たちの肌の調子が悪かったり、肌が水分不足だったりするとどうしてもやけどが起こってしまったりするのです。
フラッシュ脱毛は熱いの?
サロンで行われる「光脱毛」。
フラッシュ脱毛と言っているサロンもありますが、同じことです。
光脱毛は「可視光線」という光を当てることによって黒色(メラニン色素)のみに
作用する脱毛方法です。
つまり、ムダ毛はメラニン色素のひとつで、光を当てるだけで毛根まで光の作用が届きダメージを与えて、毛をはやす能力を抑えるのです。
毛根にダメージを与える際に熱が出るのですが、この熱エネルギーが強すぎるとやけどするリスクがあるのです。
早くケアをすることが大事!
料理をしているときに、うっかり熱々鍋を素手で触ってしまった!
そんな時、みなさんならどうしますか?流水や氷で冷やしたりすると、痛みが落ち着いてきますよね。
よく冷やせば冷やすほど、やけどの痕も残りづらくなります。
脱毛でのやけども同じです。
やけどは、とにかく早く気づいて対処することが一番大切なんです。
やけどをしないために!脱毛サロンチェックポイント
サロンでの脱毛の場合、残念なことに数日たってからヤケドに気づくことも少なくありません。
そこで、脱毛サロンで施術が終わった後にチェックしていただきたいポイントがいくつかあるのでご紹介します。
施術直後に肌の状態をチェック!
施術直後は、お手入れした部位が腫れぼったい感じになります。
皮膚は全体的に薄く赤いかピンクがかっている方もいますが、みんなそうです。
なのでこの時点では、スタッフもやけどに気づかないことがほとんどです。
施術中たまに「バチッ」と音が出ることがありますが、この場合はやけどしていることが多いです。
その時はスタッフがすぐに対処してくれるのですが、照射が終わっても一部だけが熱く感じるようであれば、スタッフに申し出てみましょう。
アフターケアのチェックポイント
多くの脱毛サロンでは、照射が終わってからタオルなどで冷やしたり、施術後のアフターケアを丁寧にしてくれます。
やけどをしてしまっていると、この時点から気づき始める方が多いです。
普通であれば、サロンでのアフターケアを終えると、肌はある程度落ち着き熱感もダウンしてきます。
しかし、やけどした場合は、そこだけ落ち着くことなく徐々に熱さが増していきます。中には痛みを感じる方も。
なので、着替えるときに自分自身の目でくまなく施術部位をチェックしてください。
1部だけ熱く感じられるところ、赤い場所がないかを必ず確認し、おかしい所があったらすぐにスタッフに伝えましょう。
帰宅後のチェックポイント
自宅で、「なんだかヒリヒリする」と思ってその部分を見ると赤くなっていることがあります。
中央が白くふやけたように盛り上がって見えるときは、水疱になる可能性大です。
こうなると痕に残ってし合う可能性があるので、とにかく冷やしてください。
水泡になりそうな場合は、冷タオルよりもアイスノンなどしっかりと冷却できるものがおすすめです。時間にして最低30分は冷やすこと。そのあとサロンに連絡を取って対処方法を聞きます。
サロンスタッフは脱毛のプロなので、こうしたトラブルにも適切なアドバイスをくれます。
脱毛エステが熱や光によるエネルギーを利用するものである以上、残念ながらやけどのリスクは常にあります。
もちろん施術者はやけどのトラブルを最も恐れており、最善の注意を払いますが、自分自身も常に体に注意を払い、なるべく早く対処できるように気をつけることが何より大切です。
また、アフターケアはすべてサロン頼みにしないで、自分でもしっかり保湿やクールダウン、日焼け防止を徹底することも忘れてはいけません。
お手入れ部位の「肌荒れ・乾燥」
自己脱毛したところが肌荒れしてしまうときがあります。脱毛サロンでもそういうことはあるんですか?何か対処法はありますか?
脱毛サロンでも、少なからず肌にトラブルを感じる方はいらっしゃいます。その場合の対処法は、なんといっても保湿です。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛は、高熱による脱毛処理を行いますので、脱毛した場所の水分が失われて肌が乾燥しやすくなります。
だから肌荒れや乾燥の肌トラブルがおこるのです。
脱毛した部位がカサカサになってしまう原因は?
脱毛にまつわる肌トラブルとして、「脱毛した場所が乾燥でカサカサになってかゆい」ということがよくあります。
脱毛サロンのフラッシュ脱毛は、高熱による脱毛処理を行いますので、脱毛した場所の水分が失われて肌が乾燥しやすくなります。
自分では感じにくいんですよね。
肌の乾燥は、脱毛後1~2週間くらいかけて次第に落ち着きます。
しかし、かゆいからといって肌をかきむしると、さらに症状が悪化しますし、かきむしった部分が炎症を起こしたりして新たな肌トラブルの原因となってしまいますから、何かしら対処が必要になってきます。
お手入れ箇所が乾燥でかゆい場合の対処法
脱毛した場所がカサカサに乾燥してかゆい場合は、肌の乾燥が原因ですので水分を与えてやるのが一番です。
そう、保湿が一番!
保湿する時に気を付けたいのが、肌にやさしいスキンケア用品を使ってケアをするということです。
施術後の肌は過敏なので、いつも何気なく使用しているスキンケア用品を使うと、肌にとっては刺激になることがあります。
肌への負担の軽い、なるべくシンプルな保湿剤(ワセリンや赤ちゃん・敏感肌用の保湿剤など)を使いましょう。
施術後の2週間くらいは特に力を入れて行うようにするのがおすすめです。
脱毛サロンによっては、保湿効果の高いローションを施術後に塗ってくれるところもあります。
例えば、ミュゼプラチナムでは、プラセンタエキスを配合した高保湿ミルクローションを使用しているので、保湿効果が高いと言われています。
自分がもともと乾燥肌だと感じるときは、そういった効果の高いローションを塗ってくれる脱毛サロンを選ぶのも大切な要素の一つになります。
お手入れ前の保湿も実は大事
脱毛による肌の乾燥を防ぐためには、施術を受ける2週間くらい前から肌の保湿を行っておくことも効果的です。
そうすることで、肌のコンディションが良い状態で脱毛を受けることができますから、脱毛によるダメージを受けにくくなり、脱毛に伴う肌の乾燥を未然に防ぐことができますよ。
つまり、脱毛サロンに通っているときはずっと保湿を心がけましょう、ということになりますね!
お手入れ部位の「かゆみ」
サロンで脱毛すると、たまに皮膚にかゆみが出るということを聞きました。どうしてそんなことになるんでしょうか?
フラッシュ脱毛の光は熱があります。この熱が照射されたことによる、軽いやけどのような状態になっていることが考えられます。対処法はとにかく冷やすことです。
脱毛の施術を受けた後、お肌に赤みやかゆみが出てしまう人がいます。
一時的なものがほとんどですが、ちょっと心配になりますよね。
原因は軽度のやけどからくるものです。
もし長期間かゆみが収まらない場合はサロンスタッフに相談するか、皮膚科を受診してみてください。
脱毛した部位がかゆくなってしまう原因
フラッシュ脱毛直後の肌は、熱エネルギーを照射されたことによりヤケドに近い状態になっています。
そのため熱が体内にこもってしまい、肌が異常に痒くなってしまっていると考えられます。
また、光の熱によって肌が乾燥してしまい、かゆくなっているとも考えられます。
お手入れ箇所がかゆいときの対処方法
かゆい時の対処法
とにかく冷やす
お風呂やお酒は控える
刺激が少ない服装を心がける
保湿を徹底的に!
紫外線は大敵
とにかく冷やす
脱毛後にかゆい時の対処法は、とにかく患部を冷やすことです。
冷たい水でタオルを湿らせ、かゆい部分に乗せましょう。
また、ハンカチやガーゼに氷を巻いて、かゆいところを冷やすのも良いですよ!
かゆいからといって掻いてしまうと赤みが引かなくなったりすることがありますので、そこは我慢。
ただし、冷水シャワーは水圧が刺激になりますし、熱さましに使う冷感シートの場合は粘着力があるので、シートを剥がすときお肌へ刺激となってしまう可能性があります。
冷水シャワーや冷感シートは刺激が強すぎるのでおすすめしません。
お風呂やお酒は控える
お肌が熱を持っているということは、血行が良くなっているということなので、温めることは逆効果、さらにかゆさを加速させてしまいます。
温かいお風呂に入ることや、お酒を飲むのも控えたほうが良いでしょう。
これらの行為は血行を良くすることになります。
もしお風呂に入るなら、水圧の低いシャワーにするようにし、お肌への刺激を抑えましょう。
刺激が少ない服装を心がける
衣服による摩擦が原因でかゆみが起きてしまう場合もあります。
脱毛後はお肌が敏感になっていますので、着ている服の素材によっては刺激になって、かゆみが増すこともあります。
ニットやゴワゴワした素材のものは、チクチクしたりと肌当たりが良くなく、脱毛仕立ての肌には刺激が強いです。
なるべくお肌への刺激が少ない素材の服を着るほうが、かゆみの悪化を抑えることが出来ます。
保湿を徹底的に!
肌の乾燥がかゆみが出る原因となることもあります。
脱毛後は、光脱毛の熱効果でお肌の水分量も低下しているので、しっかり保湿をしましょう。
普段使っているものより刺激が少なく、保湿力が高い化粧水や乳液を塗っておくと、かゆみが落ち着くこともあります。
紫外線は大敵
脱毛後は紫外線によるダメージを受けやすくなっています。
敏感になっている肌へ紫外線を受けてしまうと、赤みやかゆみが出たり、悪化してしまう恐れがあるので、脱毛後は紫外線予防がとても大切です。
かゆみは数時間~2日で治まります
かゆみはどの原因でも早くて数時間、長くても2日くらいでなくなります。
もし2日ほど経ってもまだかゆみがあるようなら、サロンへ相談するか、皮膚科を受診してみましょう。なにか違う原因があるのかもしれません。
中には「何かのアレルギーだった」という事例もあるので、しっかり様子を見て判断してくださいね!
ニキビがふえる!?
ネットで「サロンで脱毛すると、ニキビが増える」という情報を目にしました。この情報は本当ですか?また、ニキビがあっても施術はできるのでしょうか?
ニキビがひどい状態だと施術をお断りする場合もありますが、ほとんどのサロンで脱毛をすることができます。ニキビが増えるとのことですが、それはニキビではなく「毛嚢炎」の可能性が高いです。サロンの脱毛でニキビが増えるということはまずありません。
サロンで脱毛してみたいのだけど、ニキビを理由に脱毛するのをためらっている人は多いのではないでしょうか。
また、ニキビがあると脱毛ができないとか、脱毛するとニキビが増えるとか聞いたことはありませんか?
一方で、背中脱毛はニキビや肌荒れなどの肌トラブルを改善するとも言われています。
脱毛サロンでは、そこまで深刻な状況ではなく、多少のニキビであれば施術できます。その際はニキビのある場所をシートで保護して脱毛するのが一般的です。
症状は人それぞれなので、カウンセリングの際にサロンスタッフに必ず相談してみることを強くおすすめします。
また、お手入れ後の赤いブツブツは「毛嚢炎(もうのうえん)」の可能性が高いです。
ニキビによってはお手入れ要相談
ニキビには白・赤・黒・黄の色があります。
サロンによって対応は様々ですが、一般的に白・黒ニキビは施術可能です。
白ニキビは毛穴に皮脂が詰まった状態、黒ニキビは皮脂が酸化した状態なので、脱毛しても影響がないとされています。
問題は赤・黄ニキビです。
赤ニキビの場合は炎症を起こしている状態ですし、黄ニキビは膿を持っている状態です。
この場合はほとんどのサロンでは施術不可、もしくは患部をシートで保護すれば他の部位は施術可能の対応をとっているサロンもあります。
ニキビの減らし方
ニキビがあっても脱毛できますが、ニキビのせいで施術ができない箇所があったり、思うようにお手入れを進められない場合もあります。
見栄えも良くないので、自分でニキビを治す努力をしてみましょう。
ニキビを減らす方法
生活習慣の乱れを改善する
お風呂でのすすぎ方
ボディータオルの生地に注意
生活習慣の乱れを改善する
ニキビの主な原因は、生活習慣の乱れです。
ストレスや睡眠不足によりホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンが多く分泌されることによっておきます。
この男性ホルモンが皮脂分泌を促し、角質や皮脂が毛穴に詰まることによってニキビができてしまうのです。
脂っこいものを食べるのを控え、できるだけ規則正しく生活することを心がけるだけでも、だいぶニキビは減ってくることがあります。
お風呂でしっかりすすぐ
背中ニキビの原因のひとつに、ボディーソープ・シャンプー・コンディショナ―のすすぎ残しがあります。
毛穴に詰まった石鹸類の残りかすは、ニキビの原因のアクネ菌にとっては栄養になってしまうんです。
そして残りかすによってふさがった毛穴は、空気に触れること嫌うアクネ菌にとって絶好の住処となってしまいます。
皮膚トラブルで病院に行ったときに先生にこういわれました。
「洗うことことよりも、すすぐことの方がよっぽど大事。洗う時間よりすすぐ時間の方を長く」
自分が思っている以上に、すすぎ残しがあるのです。
ボディータオルの生地に注意
入浴時に、ボディータオルで肌を強くこすることもニキビの原因になります。
特に、ナイロン製のタオルやブラシを使っている人は要注意です。
ナイロン製のタオルやブラシはボディーソープの泡立ちが良く、擦れ具合も良いのでちゃんと洗えたように感じるかもしれません。
しかし、雑菌の侵入を防ぐ皮膚の常在菌までも洗い流してしまい、さらに摩擦で皮膚が傷つくことで、お肌はアクネ菌などの細菌の侵入にとても弱くなります。
それを防ぐためには、絹や木綿のボディータオルを使い、泡を転がすように洗うようにしましょう。
また、身体や顔についた水をゴシゴシ拭くのではなく、優しく上から押さえるようにすると良いですよ!
脱毛でニキビは増えない
ムダ毛がなくなることによって、肌はニキビができにくくなります。
ニキビの原因であるアクネ菌が留まりにくくなるからです。
ではなぜ、「脱毛後にニキビが増えた」と感じる人がいるのでしょうか。
それは、脱毛によって「毛嚢炎」になっている可能性があります。
これはニキビではありません。
硬毛化
サロンで脱毛すると、硬い毛になってしまうという噂を耳にしました。これは本当でしょうか?
これは「硬毛化」という現象です。レーザー脱毛や光脱毛を行いたいと思っている方には、是非理解しておいてほしいリスクです。
フラッシュ脱毛を行うことで、施術前より一部の毛が濃く太くなってしまう症状のことを「硬毛化(こうもうか)」と呼びます。
原因ははっきりしていないものの、特になりやすい部位は「産毛や細い毛がある部位」です。
もともと太い毛、例えば髪の毛や硬毛化することはありませんが、産毛のように細い毛の場合は、太くなってしまう可能性があります。
この場合は、一旦施術を中止して様子をみるか、出力を上げて施術する、もしくは美容電気脱毛で確実に処理するという方法があります。
硬毛化とは?
硬毛とは、頭髪やまつげなどのように太くてしっかりした毛のことをいいます。
(逆に産毛のように柔らかい毛を軟毛といいます)
フラッシュ脱毛をした場所の毛が、する前よりも太くなってしまう現象です。
脱毛によって硬毛化が起こる原因やメカニズムは残念ながらまだ解明されていませんが、発生する確率は数%程度あることが明らかになっています。
硬毛化の原因
硬毛化の原因は、脱毛の時に使うマシンの熱量が関係しているのでは?と言われています。
レーザーや光脱毛は、毛の黒い部分(メラニン)に反応させて脱毛する方法ですが、剛毛の部分は黒色が多いので、より多くのエネルギーを吸収します。
しかし、このエネルギーが少ないと、逆に細胞を活性化させてしまうのです。
特に硬毛化が起こりやすいのは産毛や細い毛がある場所です。
硬毛化が起こりやすい部位
産毛や細い毛が生えている部位が硬毛化減少が起きやすいところです。
例えば、産毛や細い毛の多い、うなじ、背中、ヒップ横、脇腹、二の腕、肩、首回り、お腹など。
もともと硬毛が生えている場所では発症しません。
硬毛化しても脱毛を継続できる?
硬毛化は原因がはっきりしていないため、対応が難しい現象だと言われています。
そのため、硬毛化後の対応・対処もサロンやクリニックによって様々です。
一般的には、次のような対応がとられることが多いようです。
施術を半年~1年程度休止して、様子を見る
⇒休止を挟むことで硬毛化が解消される場合があるため。
脱毛機器の出力を上げて脱毛を続ける
⇒しかし、出力が高い分、やけどのリスクが高くなるのでお勧めしない。
美容電気脱毛で対応する
⇒硬毛化したムダ毛が数本であった場合、確実に処理することができますが、光脱毛よりも痛い上に費用が高額になるのがデメリット。
別のマシンで照射してみる
⇒硬毛化した毛にも効果があるマシンが続々登場しているので、そちらに変えると脱毛できる場合も。
どのような対応・対処が行われるかは、脱毛施術を受けていたサロンやエステ、クリニックによって異なります。
硬毛化になっても、引き続き施術を行うことで脱毛できることもあります。
契約中のコースに、硬毛化の保証がついているかついていないかを確認しておくとよいでしょう。
もし保証がないと、万が一硬毛化になった場合に、引き続き施術するためにチケットを購入したり、新たにコースを組みなおす可能性も出てきてしまいます。
万が一硬毛化してしまった場合に備えて、きちんと確認しておきましょう。
光脱毛だけでなく、美容電気脱毛も一緒に受けられるTBCの詳細はこちら!
ワキ汗が多くなる?
実はワキ汗が実際増えているわけではなく、ストッパーの役割を果たしていたワキ毛がなくなることでより汗を感じやすくなるだけなのです。
対策としては汗ワキパットを使用することです。
このワキ汗大量現象は脱毛したての頃に感じやすく、時間がたつとだんだん気にならなくなる方が多いようです。
色素沈着
フラッシュ脱毛では少なくとも熱を感じますので、軽いやけどのような症状が出てしまう場合があります。
症状が治るときにメラニン色素がたくさん生成され、それでお肌がくすんだように見えてしまうことがあるのです。こうなると治るのに時間がかかってしまいます。
施術後にヒリヒリしたり赤みが出ているようであればすぐに冷やし、早く症状を緩和させることが大切です。
勧誘
脱毛サロンは勧誘がかなりしつこいと聞いたことがあります。そういうのは困るんですが、勧誘がない脱毛サロンってあるんですか?
おすすめ程度や、コースの案内をする脱毛サロンはありますが、「契約しないと家に帰してくれない」ということは絶対にありません。もしそうゆうサロンがありましたら、最寄りの消費生活センターに電話を入れましょう。
脱毛サロンのお得なキャンペーン広告を見て、興味が湧いてきた人は多いでしょう。
実際、キャンペーンや体験コースがきっかけで脱毛を始める人はとても多いです。
時期によって内容はコロコロ変わりますが、その値段の安さは目を見張るものがあります。
でもそのときに心配になるのが「実際の脱毛コースを無理やり契約させられるのではないか」「勧誘がしつこいのではないか」ということ。
「私は絶対勧誘に負けない自信がある!」「キャンペーンの金額しか払わない!」という鋼の心を持つ人ならいいですが、勧誘に負けて高額なコースを契約させられるかもしれないと不安になっている人も多いのではないでしょうか。
しつこい勧誘は一昔前までの話
現在の脱毛サロンではしつこい勧誘はほとんどありません。
お客様に嫌な思いをさせてしまうと、すぐに情報が拡散するからです。
今年も某俳優さんが宣伝していた脱毛サロンが、強い勧誘で契約させられた方が多数いたということでニュースになりました。その瞬間、一斉に広告が排除されましたからね。
そのことも踏まえてか、他の大手脱毛サロンでは「しつこい勧誘は一切いたしません。」「おすすめもいらない場合は、最初に断っていただければ一切いたしません」と謳っているところがほとんどです。
出血することはない
脱毛サロンで出血をすることはありますか?
自己処理した場合は出血することもありますが、脱毛サロンで出血することはありません。
脱毛サロンでの脱毛の場合、ほとんどが光を使った脱毛なので、出血をすることはまずありません。
脱毛で出血をするならば、ほどんどが自己処理による出血です。
注意事項をきちんと守れば、副作用は怖くない!
これらの症状は、体質の部分も大きく関係しますが、施術スタッフのテクニックや経験によるものもあります。
そこで、リスクをきちんと理解できている、信頼できるサロンで施術を受けることが大切です。
カウンセリング時に脱毛サロンのスタッフから、「脱毛中にやってはいけないこと」の説明を受けます。
それらをきちんと守ってさえいれば、副作用が起こる可能性はほとんどないんです。
こういった副作用を避けるため、持病がある方は脱毛施術ができない場合もありますので、カウンセリング時にスタッフに相談しましょう。